クララのしあわせ

いやあ、今日は特によかった〜 ( ;∀;) 
今日の見どころを私なりにあげてみる。

  1. 前回、他人に迷惑をかけていたと気づいたクララがペーターのおばあさんの言葉で自分が役に立つことがある、と気づいて救われること。
  2. 雨から晴れへ、虹、夕焼け等、の美しい風景。
  3. ペーター作の背負子が大活躍で、ペーターの大工仕事の腕があがっているのがわかること。
  4. あのロッテンマイヤーが洗濯物を干していたこと。
  5. ロッテンマイヤーは彼女なりにクララのことをとても心配し、大事にしていること。
  6. クララとハイジの下着がかなり差があったこと。

1は今日の最大の見せ場であろう。ペーターのおばあさんがクララの朗読がとても上手で声が天使のようだ、とほめてあげたことで、前回、自分が迷惑をかけている存在だと気づいたクラが、自分でも役に立つことはある、と気づいてうれし泣きするシーンである。前回ラストがここで最大限に生かされたわけ。ペーターのおばあさんというのは、何気に重要な存在で、ハイジが初めておばあさんに来てほしい、といわれた時も「自分をよんでくれる人がいる」とハイジに新鮮な気づきと感動を与えている。

2については、いつもこのアニメの風景の美しさと細かさには感動し驚いているが、特に今日のはすばらしかったので。アニメでここまで絵画的な美しさをもつものはあまりないだろう。

3は、私がちょっとうれしくなったツボ。学校で先生に怒られてばかり、同年代の少年たちにも馬鹿にされがちなペーターだけど、大工仕事の腕は本物のようである。人間、とりえがあるというのはいいことだ。

4については、ロッテンマイヤーも少し変わったのかな?と感じたので。あいかわらずハイジにはきつい物言いするし、ヤギを「けだもの」といいますけどね。

5は、雨の中、ズボンをはいて泥だらけでおじいさんと山の牧場へ行くシーンで感じた。ロッテンマイヤーは彼女なりのやり方でクララをいっしょけんめい守ってきたのだろう。彼女のやり方がクララの足のためにならないとしても、間違っていることがあったとしても、ロッテンマイヤーは決して悪い人ではない、と思わせてくれた。

6はいつも放送のたびに笑っていたツボ。クララが金持ちのお嬢様だということが一目瞭然。

で、今後、クララの心理的な部分がさらに話の中心になっていくが、それが進むにつれ、おじいさんの存在が大きくなっていく。今日の1の見どころの時もそうだったが、クララの涙をみてハイジはびっくりしており、なぜクララがうれし泣きしているのかは理解できていないようだった。ていうか、あれは普通の大人でも理解してやることはなかなか難しかろう。しかし、おじいさんだけは、前回ラストでもそうだったが、クララの心理がわかってやれるようである。そして、主役のハイジの存在が少し薄らいでいくのだが・・・

明日も楽しみ。(^▽^)/