離乳について・WHO報告と厚生労働省の動き

現在、前準備&水分補給として、薄めた果汁(りんご)をいいりんごが手に入った時のみ与えている。で、検診の離乳食相談では、5ヶ月から十倍かゆとか開始、と指導された。
しかし。以下のような動きがある。
http://www.asahi.com/special/obstetrician/TKY200610110617.html
より

厚労省、「6カ月離乳」検討へ WHO報告受け

2006年10月12日

 赤ちゃんの離乳の時期や離乳食の調理方法などの「目安」を示した厚生労働省の指針が約10年ぶりに改定され、現行では生後5カ月とされる離乳時期が見直されることになった。「生後6カ月までは母乳だけで必要栄養量を満たす」とする世界保健機関(WHO)の報告を受け、日本でも「6カ月」への改定を軸に再検討する。

 95年にできた現行の指針は「離乳の基本」と呼ばれ、離乳を進める際の手順や食べ物の種類、量や調理方法などが書かれている。保健医療の専門家の指導の根拠になっており、育児雑誌などでも広く利用されている。

 だが03年のWHOの報告書では、6カ月まで母乳で育てることを推奨。母乳時期が長い方が、赤ちゃんに多い下痢などが少なくなるほか、母親の月経再開が遅れ、貧血改善にも役立つという。英国など多くの国で生後6カ月が採用されている。

 日本でも国際標準に合わせて「6カ月」にするか、「5、6カ月」と幅を持たせるか、専門家の研究会で来年1月までに結論を出す。

 このほか、生後3〜4カ月ごろに「薄めた果汁やスープを与える」との母子健康手帳の記述についても、栄養学的な根拠がないため、見直しの対象に挙がっている。

 また、母乳が出ないなど、授乳期の悩みを抱える母親が7割にのぼることから、出産直後からの母子同室の普及など、出産施設が母子を支える態勢のあり方も検討する。

それから参考として。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/12/s1220-8.html

厚生労働省:「授乳・離乳の支援ガイド(仮称)」策定に関する研究会 第3回資料

てのも確認。

つまり。今までの常識が、大幅に修正される動きがでているのだ。母乳の件はとりあえず置いといて、こういう動きがあるのなら5ヶ月になってすぐに離乳食開始する必要もないなと思っている。