その4・入院中の生活

入院中の生活については、他の項目にも書いてあるがおおむねこんな感じだった。

6:30〜頃:起床。朝の回診。体温・血圧測定、ドップラーで赤ちゃんの心音チェック、点滴、薬の注射などがある。
8:00〜頃:朝ごはん。メニューについてはまた後で書く。
8:30〜頃:下膳。ちなみに入院している妊婦さんについては、配膳も下膳もすべて看護師(助産師)さんがやってくれた。安静を徹底するためで、歩けない人のパンもトースター置き場まで行って焼いてくれた。
9:30〜頃:ここまでに助産師さんたちは申し送りを行う。それが終わると各担当患者のところまで挨拶にくる。
挨拶後〜午前中:赤ちゃんの元気度、お腹の張りをチェックするモニターをつける。この間は動けない。問題なければ20〜30分で済むが、問題あれば1時間以上ないし午後にあらためて再チェックする。私は28週頃まで問題ありまくりでモニターは恐怖だったが、これもまた後で。他、身体ふき、シャンプー、シーツ換え等も午前中にほぼ行われる。
10:00〜頃:分割食の人には朝のおやつが配布される。
12:00〜頃:昼ごはん
13:00〜頃:昼の回診。朝の回診とほぼ同じ内容。
午後:午前にできなかったことをやる。後、再モニター、点滴の針の差し替え、呼吸チェック等。
14:00〜:面会OK
15:00〜頃:分割食の人に昼のおやつ配布。この後、助産師さんたちは申し送りを行う。
17:00〜頃:夜間担当の助産師さんが挨拶にくる。
18:00〜頃:晩ご飯
20:00〜頃:分割食の人に夜のおやつ配布。
21:00〜頃:夜の回診。必要に応じて再モニターなど。
22:00〜頃:消灯。就寝。

医師の行う診察等は適宜行われる。産科医師はとても忙しいので、空いている時間に隙を見て入院患者のところにやってくる。
早く時間がたって赤ちゃんが大きくなってほしい、と思う日々だったが、時間の経つのがとにかく遅く感じられた。読書、ゲームボーイ(懐かしい)、TV、昼寝、音楽を聴いたり、等、いろんなことをした。でも、一人で過ごす時間はやはり長く感じられるもので、一番時間が経つのが早く感じられた時は、面会に来てくれた両親やダンナと話している時だった。今、育児で時間に追われる日々を過ごしている身にとっては、あの日々の時間の流れが嘘のように感じられる。