好きな「三国志」の武将ランキング

http://news.goo.ne.jp/article/gooranking/business/20070407-grnk.html
より

07年4月7日(土)09:30

* gooランキング

三国志成立のきっかけを作った諸葛亮が人気
 古代中国を舞台に、天下統一を懸けて三つの国が争った興亡の歴史絵巻「三国志」。史実と物語が入り交じった逸話の数々が今日に伝えられています。勇猛無双の武将たちが登場するエピソードは日本でも人気が高く、人生の手引き書として愛読している人もいるようです。
 「あなたが憧れる『三国志』に登場する武将ランキング」で最も人気が高かったのは《諸葛亮孔明)》。三国志随一の軍略家で、「彼が“天下三分の計”を唱えなければ、三国志は成立しなかった」とまで言われています。また政治の面においても、蜀の丞相として多くの制度や法律を整えたことが知られています。ちなみに“まんじゅう”も孔明のアイデアから生まれたものだそうです。
 この《諸葛亮孔明)》を“三顧の礼”で迎え、蜀を繁栄させたのが2位の《劉備(玄徳)》。3位に入った《関羽(雲長)》、6位の《張飛(益徳)》と“桃園の誓い”によって義兄弟となったことをきっかけに、その後も多くの優秀な人材を得て活躍したとされています。一騎当千の武人として知られる《関羽雲長》は、中国では商売の神様“関帝”として親しまれています。横浜の中華街にも、関羽を祭った“関帝廟”があるので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
 蜀の武将たちが上位の人気を誇る中、4位にランクインしたのは魏王《曹操(孟徳)》。優れた武人であったのと同時に文筆家でもあった曹操は、兵法書孫子』を現在の形に編纂し直したことで知られています。また、“赤壁の戦い”の際に詠んだ“短歌行”は中国の南北朝時代にまとめられた『文選』にも残されています。「三国志」を大衆向けの文学作品としてまとめた『三国志演義』では悪役とされる《曹操(孟徳)》ですが、その功績から近年では優れたリーダーというイメージが強いようです。「三国志」の世界を描いた小説やコミックは数多く発表されているので、機会があれば触れてみることをお勧めします。 (gooランキング)

1位は当然という感じ。
私のお気に入りは4位の曹操なんだけど。彼は「三国志演義」では悪役として描かれているが、上の記述通り、魅力的で才能豊かな人物である。ちなみに私が曹操好きになったのは、吉川英治の「三国志」を読んでからである。「三国志」モノは世にたくさんあれど、吉川三国志は傑作である。おすすめ。

三国志 (1) (吉川英治歴史時代文庫 33)

三国志 (1) (吉川英治歴史時代文庫 33)


30位までは以下のとおり。

1 諸葛亮孔明
2 劉備(玄徳)
3 関羽(雲長)
4 曹操(孟徳)
5 趙雲(子龍)
6 張飛(益徳)
7 呂布(奉先)
8 周瑜(公瑾)
9 馬超(孟起)
10 司馬懿(仲達)
11 張遼(文遠)
12 姜維(伯約)
13 陸遜(伯言)
14 張角
15 孫権(仲謀)
16 夏侯惇(元譲)
17 孫策(伯符)
18 甘寧(興覇)
19 徐庶(元直)
20 黄忠(漢升)
21 孫堅(文台)
22 荀紣(文若)
23 徐晃(公明)
24 典韋
25 呂蒙(子明)
26 太史慈(子義)
27 魯粛(子敬)
28 郭嘉(奉孝)
29 夏侯淵(妙才)
30 孟獲

なかなかいいところ突いてるなあ、と思う。