里帰り出産計画その1・産院を探す

私が里帰り出産を選んだ理由には、以下のような事情がある。

  1. 筋腫持ちのため、流産早産のリスクが普通の人より高い。
  2. 現在住んでいる所は、冬の寒さが厳しい(2月が予定日なのに)。
  3. ダンナの仕事が多忙のため、あまりあてにすることができない。
  4. 知り合いも友達も家族もいない土地で、初産するのは心細い。

里帰り出産にはデメリットもあるので、賛否両論ある問題である。私が書いた上の理由を「甘えるな〜!」と一刀両断する方もいると思う(苦笑)。が、私は1の理由がやっぱり不安で、それゆえに2以下の理由も不安だった。そのうえ、ダンナも里帰りの方がよかろう、と言ってくれたし。
つわりでしんどい時期ではあるが、ズファジラン服用後出血もないので、まだ早いかなあ(もうすぐ4ヶ月だった)、と思いつつも、実家近くの病院の情報収集にかかることにした。
私の抱えているリスクを考えるに、設備が整った総合病院の方がよかろう。そこで思い浮かんだのがS病院とY病院である。ネットで情報収集すると、Y病院の方は周産期医療に力をいれているとあり、かなりよさそうである。が、実家からはS病院の方が近い。迷ったあげく、HPを見ただけではよくわからないことを、電話して聞いて見ることにした。
HPを確認すると、Y病院で里帰り出産の場合、初期に一度診察してもらって予約し、また30w頃までに戻り、〜出産まで診察してもらう必要がある。(ちなみにS病院は30w過ぎにいきなり帰ってきて予約してもよい、といわれただけ。どちらが普通なのかはわからない)しかし、初期となると、つわりで辛く流産の恐れが高い時期に新幹線に揺られて実家まで一度帰らなくてはならないのが怖い。そこで、少し実家まで距離があること、つわりでかなり今辛いので落ち着いてから行ければよいと思うが、いつまでに一度行けばよいか、と電話で聞いてみた。すると、そのとき対応してくれた助産師さん(看護師さんかも)は、「いつまで、とは決まっていないのですが・・・まあ、遅くても24wくらいまでで、それ以降にくる方はあまりいらっしゃいません。逆にこちらも安全を考えて、それくらいには一度診せていただきたいということです。そういうご事情(つわりなど)でしたら、大変でしょうから、もう少し後で、つわりがおさまった頃にいらしてください。」と、お忙しいことだろうに、とても優しく丁寧に説明してくれた。この対応が気に入って、このとき、私はY病院にお世話になろうと決めた。
・・・後日、里帰りした後、母が再度仕入れた情報によると、ご近所の若いママさんたちほとんどがY病院で出産していたことがわかった。心強いことである。