小池環境相「レジ袋は20世紀の遺物」

http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2006061001003697
以下、抜粋。

小池百合子環境相は10日午後、鳥取市内で開かれた環境フォーラムで片山善博鳥取県知事と対談し、「クールビズ」やレジ袋に代わる風呂敷の活用を呼び掛けた。
 小池環境相は、自分でデザインしたというカラフルな風呂敷を持参。「年間300億枚のレジ袋が消費され、60万トンのゴミになっている。レジ袋は20世紀の遺物にして、21世紀は風呂敷をおしゃれに楽しんで使ってほしい」とPRした。

この記事を読んで、何だかなあ、と思ったんで書かせていただく。
風呂敷はおしゃれだけど、主婦の買出しには容量面から考えて不向きだと思う。まあ、その、何ですか、セレブ奥様とか、OLがちょっとしたお買い物・・・くらいにしか使えないんじゃない?素直にマイバッグ持参をアピールすればいいんじゃないのか?かくいう私はマイバッグ持参派である。
それから、レジ袋を減らしてゴミを減らしたい、っていう気持ちはわかるけど、消費者にばかり負担を強いないで、企業と行政もゴミ削減のためにもっと努力していただきたい。企業側には、シャンプーや洗剤の詰め替えをもっとだしてほしい(詰め替え自体がない商品の方が、うちの近くでは多い)し、分別しやすいように容器の工夫を徹底してほしい。行政はゴミ分別の方法が誰にでもわかるように案内を徹底してほしいし、分別項目が多い場合は回収日を増やすとか、びん缶はデポジット制にするとか考えてほしい。ちなみに私の住む市では、回収日が少ないがために、家庭ゴミをコンビニ前のゴミ箱にすてたり、山へ不法投棄するなんてことが横行している。
それから、PSE法騒動の時、中古品がゴミになってしまってもったいないし大変、という意見が多かったにもかかわらず、環境相、何かコメントしてましたっけ?
いっとくけど、私はレジ袋削減に反対しているわけではない。ただ、風呂敷っておしゃれでしょ〜なんてノリで、企業や行政が努力せずに消費者にばかり負担押し付けてくるってのは、いただけないだけ。