クララが・・・立ってる・・・

今日のポイント。

  1. せっかちなハイジ
  2. 何度も機嫌が悪くなるクララ
  3. おじいさん、どうしてそんなに優しいのか ( ;∀;)
  4. クララが・・・立ってる・・・

今日から歩く練習をはじめる朝から、クララは不安そうな顔で機嫌が悪い。そこへハイジが「自分でベッドを降りておじいさんをびっくりさせない?」といって、無理にクララを立たせようとする。クララの顔がひきつっていても、意に介さないハイジって・・・(そろそろ止めといた方がいいよ、ハイジ、とツッコミいれたい)。案の定、床に倒れこむクララ。おじいさんはハイジが無理強いさせたことを知り、あせらさないように足を持ち上げて動かす訓練を始める。一日目でクララは足を自力で持ち上げることができるようになる。こういうときはクララは機嫌がいいのだが、訓練の効果があまり目に見えてあがらなくなってきた時、また機嫌が悪くなっていくのだった。そこへハイジとペーターが「今日は立てたか?」とか訓練の話ばかりするので、とうとうクララはキレてしまう。立てないのを私のせいみたいにいう、私フランクフルトに帰る!!(つд⊂)と大泣きするクララ。ペーターとハイジが謝ってもだめ。
そこへおじいさんが登場し、クララの訓練の効果はあがっていること、でもこんなことを続けていても立てないんじゃないだろうかという不安な気持ち、だがどんなことを習ってもそういう時はあるということ(確かに勉強も初めは飛躍的に効果がでるがしばらくすると一旦頭打ちみたいな状態になることはある、さすがおじいさん!)、みんなクララを責めてはいない、ただせっかちなんだ、でもそれはクララに立ってほしいという気持ちからなんだ、幸いクララの足は立てると決まってる、いつ立てるかなんてどうでもいいじゃないか・・・とやさしく諭し、励ます。おじいさん、いい人だ〜! ( ;∀;)クララは落ち着きを取り戻し、再び訓練に取り組む気持ちになる。ま、こんな言い方されたら、クララじゃなくても落ち着くだろう。
おじいさんは危険な崖の上に登り、カゴいっぱいにいい草を取ってきて山羊に食べさせたり、バター作りの親子のところへいって大工仕事の代わりにバターを手に入れる。みんなクララのためである。クララもそんなおじいさんの気持ちをちゃんとわかっており、おばあさまの手紙にも「大変よくしてもらっている」と書くのだった。
なんだかんだで、クララはつかまり立ちができるようになった。しかし、あと一歩のところで怖がって立つ事ができない。激を飛ばすハイジにクララは手が痛いだの、おじいさんもゆっくりやればいいといったじゃないの、とか理屈をこね、逃げようとする。(このクララの心理、うまく描いていると思った)そしてハイジがとうとう逆ギレする。たぶん、子供心にもクララの逃げの心理がわかったのだろう。「クララのばか、意気地なし!そんなんじゃ一生立てないわ!」
泣きじゃくって走り去るハイジを見てクララは慌て、思わず立ち上がる。
「クララが・・・立ってる・・・」(キタ━(゚∀゚)━!)
泣きながら抱き合うハイジとクララであった。
長々と書いてしまったが、何といっても今日は3のポイントだろう。おじいさん、あなたはなんでそんなにクララに優しいのだ?! ( ;∀;)