出血パート3・20w

便秘のせいで痔になった。妊婦さんは痔持ちが多いと聞くが、正直参った。今回の出血騒動は、まず痔の出血か、前からの出血かわからない出血から始まった。病院に電話すると、様子をみてほしいとのこと。しかし、様子見から半日たち、シャワーをした後、明らかに前から茶色っぽい出血がおりものと一緒にでてきてしまった。お腹の張りも痛みもないが、数日前に病院にいったばかりというのにまたこれである。両親も私もたびかさなるトラブルに顔面蒼白である。病院に電話すると、休診日ではあるが今度は来て下さいということ。
ストレスのせいなのか、やはりやばい状況のせいなのか、心なしかお腹の張りがタクシー乗車中続く。祈るような思いで病院につき、診察してもらう。また違う先生と、看護師(助産士)さんが診てくれた。心音OK。内診、エコーチェック。赤ちゃんOK。
先生いわく「せっかく来てもらったけど・・・出血はないですね。」「えっ・・・?」
ここで私はほっとするよりもなぜなんだろう、という疑問と脱力感でがっくりきた。つまりなんともないのであれば、ここで先生にお礼をいって笑って帰るべきだったのが、おかしなことにどうして出血しても病院来たら何ともないばかりなのか、ということがとても不審に思えたのだ。正直、不良妊婦である。(反省)
どうも私の不審な表情がみてとれたのだろう。この先生は今までの先生の中では一番詳しく説明してくれた。
「たぶん、どこかあなたにはお腹に弱いところがあって、お腹の張りとかで力がかかったときに、出血してるんではないかと。それでしばらくたったら、古い感じ、ちょっと茶色い血がでてくるんだと思います。」ああ、心配ないところからの出血ってことなのかな。でも、トイレいくたびにびくびくし、出血するたびに病院行って、ストレスで神経ボロボロになりそうなんだけど・・・
「先生、じゃあ、これからも出血したら、どうしたらいいんでしょうか・・?!」(後で考えたら大概これも不良妊婦な発言だった・・・反省)
「・・・電話で相談してください。」・・・だよね。大丈夫な出血かどうかなんて、判断できないもんね。あと、先生から、雑菌が入っているようなので、それも張りの原因になりやすいから今までの薬の追加分とあわせて抗生物質だしておきましょう、といわれた。う。何か抵抗あるな。
後で看護師さんに、「抗生物質って、妊婦が飲んでも大丈夫ですか?」と聞いてみた。
看護師さんはにこりと笑いつつ「危ないものはだしません!」と言い切った。そうだよね(また不良妊婦、反省)。
私「すみません、失礼なこと言いました」
看「いえいえ、それよりも何度もお電話いただいて何度も来てもらってすみません。」
うーん、確かに数日前に一度来てるからなあ。その時に雑菌が入った形跡はなかったのか、とかもあるけど。でも、トラブル続きの私を快く24時間いつでも診てくれるのはありがたいわけで。(既に大分落ち着いていたので、不良妊婦ではなくなっている私)
私「こちらこそ時間外でも診ていただいて・・・お忙しいのにすみません。」
看「いえ。うちは診るのはいつでもいいのです。そちらが診て安心して帰ってもらうという形ばかり続いてよろしいのであれば。」
なるほど・・・確かに、診てもらうのはタクシー代含めても結構な金額になるけど、
私「いや、やっぱり勝手な判断を自分でしてしまうのは怖いですし・・・ありがとうございました。」これに尽きるわけで。
診てもらう結果、異常なしというのは大変よろこばしいことなのだが、こう出血が続くと、かなり精神的にきつい。ちょっと困っている。
あいかわらずトイレに行くのが怖いが、今回のことで出血があるのに異常なし、という理由が少しわかったのはまだよかった。