蝶の夢・そういうことだからそういうことです

前回は、備中からの大返しで終わっていたんだけど、この回はあっさりと山崎の合戦が終わった説明後、光秀が逃げているところから始まった。そして、あっという間に土民に襲われ、瀕死状態になる光秀。そこへまたちょうどよく(爆)一豊が通りかかって、光秀の最期を見届けてやるわけで。薄れる意識の中で、光秀の目の前を蝶が飛んでいる。信長や娘やら妻、そして帰蝶(濃)の若い頃の姿が浮かぶ。ここで、「蝶の夢」と言って、光秀は死ぬ。・・・ありゃ、えらいあっさりとお亡くなりになった( ゚д゚)。題名にもなっているんだから、もっとたっぷり時間をとるかと思ったのに予想外である。
で、細川一族の話は正直、どうでもいいんだけど、細川幽斉を演じる近藤正臣がなかなかよかったとだけ書いておこう。
そして織田家の跡目争いスタートだけど、柴田勝家と秀吉では、器が違いすぎ。丹羽長秀もいつのまにか手なずけ、千代を使って(爆)わずか三才の信長の孫、三法師も手なずけて後見に座る秀吉は、本当に頭がいい。お馬さん遊びで三法師に「ちくぜーん」とよばれてるところは笑った。ヽ( ̄▽ ̄)ノ・・・三才の子供に大人が機嫌取りまくっているのは、正直三法師の教育にはよくなさそうだけどね。つーかこの回だけ見てると、手回しが悪いくせに妙にえらそうな柴田勝家がなぜ筆頭家老でいられるのかがわからん。そんな勝家、お市朝鮮人参持ってくるわ、お市が自ら嫁にもらってくれ、というとちょっとびびってるわ・・・なんか頼りないなぁ。
長浜城の城番をおおせつかった一豊一家は、引越しで大忙し。そこへ秀吉がやってきて、勝家が長浜をよこせといった、これ以上あの方の顔をつぶせない、といってあやまり、呆然とする一豊に「そういうことだから・・・そういうことです!」と叫んで、走り去っていく。_(*_ _)ノ彡☆ギャハハハ!!バンバン!!ここも大笑いさせてもらった。ショックから立ち直れない一豊、でこの回は終わる。
秀吉演ずる柄本明、上手すぎの回。そして、題名になっているくせに早々と終わっちゃった光秀が哀しい回。